| 【6月】梅雨時は「むくみ」にご注意を 【原因は体内の水分バランスの乱れ】 人の体は6割が水分です。そのうち、細胞内に蓄えられているものが3分の2、残りは細胞外にあります。その細胞外の水分は、血液として4分の1、間質液(細胞と細胞の間の水分)として4分の3という割合です。細胞内液と細胞外液は、細胞膜や血管壁を通じて常に交換が行われているので、水分の量は一定である必要があります。このバランスが崩れると、細胞外液の間質液が増え、むくみとして現れるのです。 【梅雨は、汗をかきにくいからむくみやすいに】 特に梅雨の時期には、体のむくみが気になる人が多くなります。私たちの体は、気温が上がると、体の熱を下げようと汗をかきます。その汗が皮膚から蒸発する際に、気化熱が奪われることによって体温が下がるという仕組みになっています。ところが、湿度が高くなると、皮膚から蒸発できなくなり、汗をかきにくい状態になるのです。このため、体の中の水分処理を一手に引き受けることとなる腎臓が疲れてしまうので、水分循環が滞るからだといわれています。 【生活習慣からもむくみは起こる】 梅雨時は、環境的にむくみが起こりやすいわけですが、そのほかにも塩分の摂り過ぎ、水分の摂り過ぎ、冷え、血行不良、寝不足、不規則な生活なども原因になります。 塩分の摂り過ぎは、血中の水分が血管やリンパ管の外にしみ出してしまい、余分な間質液が増えて体がむくみます。塩分を摂り過ぎたときは、バナナなどカリウムの多い食品を摂取してナトリウムの排出を心がけてください。1日の食塩摂取量は10g以下が理想です。 血行不良は、座りっぱなし?立ちっぱなしなど長時間同じ姿勢を続けたり、下着や洋服による締めつけなどで起こります。同じ姿勢を続けていると、筋肉の収縮が行われなかったり、硬くなるために血液?リンパ液の循環が悪くなります。膝の屈伸運動を行い、滞りを防ぐようにしてください。体を締めつける下着や服は避けたほうが無難です。 寝不足や不規則な生活は自律神経の乱れを生じやすくなり、水分バランスに影響を及ぼします。 【むくみが病気のシグナルということも】 環境や生活習慣だけなく、むくみは病気のシグナルの可能性もあります。 肝臓病、妊娠中毒、腎臓病、心臓病、血管やリンパ管の障害、脚気、貧血などでも、むくみは起きます。顔全体のむくみが半日以上たってもひかない場合、全身がむくんでいる場合は、できるだけ早めに病院を受診することをオススメします。 |
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